|
|
耐震診断は、建物の耐震性を調べるものです。でも、耐震診断はきんとした目的と目標があります。
まず第1に、「どのくらいの地震を対象とするか。」ということです。震度3程度の小さな地震であれば、どんな建物でも壊れることはありません。また、震度7クラスの大地震が襲えば、ほとんどの建物に大きな被害がでることでしょう。つまり、どんなクラスの地震に対してどのように安全かという目標を決める必要があります。
第2に耐震診断は、「耐震性を数値化する」だけでなく、「どこが弱くて、どの順序で壊れるか」を調べることが、とても重要な要素となります。これは、万一、十分な耐震性が確保されていないと判定された場合、どこを補強したら、合理的経済的に工事ができるかを決定する、すなわち補強設計をするときの大事な資料になるからです。
|
改正前までは、中地震(50〜100年に一度発生:震度5強程度)に対しては、「地震が収まったら元通りに建物が機能する。」ことが義務づけられていました。
これに対して、改正基準法では、中地震に対しての設計も強化されましたが、さらにその上に、大地震(千年〜数千年に一度発生:震度6強程度)にたいしても、「建物は壊れても倒壊しない程度の耐力を確保する」ことが要求されるようになりました。
|
現在心配されている東海・東南海地震は今後50年の間には、100%近い確率で発生すると言われています。そのときの震度は、名古屋地区で震度5強から6弱、東三河地区では、震度6強に達すると言われています。




 |
 |
|
 |